ガンバの冒険 第26話(最終回) 「最後の戦い 大うずまき」
KBS京都 2006/09/28(Thu) 07:15-07:45(JST)
沖の島に移動を開始したネズミ達。しかし、見張りのイタチにすぐに見つかってしまいます。
ノロイと部下のイタチ達を足止めする為に、ガンバたち7匹は水中戦に挑みます。そしてこれは、ノロイを倒す為の作戦でもありました。
ガクシャの立てた作戦によれば、夜が明ければまた潮が流れ始める。実力差のあるノロイを葬る為には、激しい渦潮に巻き込む以外に、もはや勝ち目は無い。
忠太はツブリ達に助けを求めに行きました。上手くいけば、オオミズナギドリ達がガンバ達を渦潮から空へと助けてくれる事でしょう。間に合えば…ですが。
イタチ達との水中戦、さすがに数の上でも体格の上でも勝る相手に苦戦します。ひとまず流木の上に上がった一同。イタチ達は海から取り囲んでいます。
イカサマはいつもの調子で ノロイと刺し違えるなら本望 と言います。ボーボは、いつものように「おいら、お腹…」と言いかけて「すいてない」と続けます…。
ここでシジンが詩を詠みます。いままで詩を詠みかけてはやめていた彼が、シリーズで初めてちゃんとした(失礼)詩を詠むんですが、これがまた凄くかっこいいんだ~。
文字だけでは雰囲気が出せないけど…。
海よ 海を求めて若者たちは来た 冒険を 冒険を求めて若者たちは来た
若者は何故 若者たちは何故海を そして冒険を求めたのだろう
何故 何故
ガンバ達の窮地を知った島ネズミ達は、自分たちを救う為に我が身を犠牲にしようとしている事に気付いた島ネズミ達は、ガンバ達を助けようと思わず海に泳ぎ出してしまいます。
しかしそれは、ガンバ達の好意を無にする物でもあったのです。そう、時は既に夜明け。潮は流れ始めていたのです。
そこへやってきたのは、忠太とオオミズナギドリ達。
溺れた仲間たちをすくい上げていきますが、ガンバはノロイと格闘する為に、敢えて救いの手を振りほどいて海へと飛び込んでいきました。
ノロイは死んだ。ガンバという尊い犠牲と引き換えに…。泣き叫ぶヨイショ。
しかしそこに信じられない光景が。それは、朝日に輝く白い巨体、ノロイでした。最後の力を振り絞って沖の島に上陸し、まさに殺戮の本能のみの姿となって島ネズミ達を襲うノロイ。
しかしその首にはガンバがしがみついていました。彼もまた、最後の力を振り絞って戦っていたのです。そしてノロイはついに力尽き、倒れました。そしてその亡骸を、大波が攫っていったのです。
今回ノロイの台詞って、最初に部下に指令を出す時の「行け!」だけなんですね。
あとは もう 怪獣の叫び声の様な声しか出してなくて、あのいつもの優美な姿とはかけ離れた、まさに怪獣そのものの壮絶な姿でした。
自分を取り繕う事も忘れて初めて全力で戦ったという感じでしたね。
それから何日か過ぎたのでしょうか、すっかり元気になったガンバは、潮路に別れを告げます。ガンバ達は、また新たな冒険の旅に出るのでした。
そしてシジンがまた、こんな詩を詠みます。
こんなに広い海 こんなに大きい海
海 海 海 海 海
私たちは 小さなネズミです だから余計わかるのです
この素晴しい広さを この素晴しい大きさが
おしっこをしても許してくれますね
大粒の涙をこぼしても 許してくれますね
私たちは旅を続けます 見ていてください
私たちの小さな小さな 小さな冒険を
いや~、この半年間、本当に堪能させて頂きました。
あんまり内容が濃いものだから、私の本放送当時の記憶では、一年ぐらい放送していた様な気がしていたんですが、たったの26話だったんですね。
よく「昔のテレビアニメは一年続いたけど今のテレビアニメは短くいから印象が薄い…」なんて言いますけど、昔にもガンバの冒険みたいに短いシリーズもあったんですよ。そして、それでもこうして伝説の名作アニメとして語り継がれている…。結局、長い短いの違いじゃないんですよアニメの印象なんて。
もし今のアニメの印象が薄いのだとしたら(本当にそうなのかは異論もあるでしょうが)何か別の理由がある様な気がします。
さて、最後にひとつだけ不満を。
エンディングの歌詞、最終回は二番を流して欲しかったなぁ。一番だと 「お前と仲間の髑髏を映す」なんて、わりと縁起でもない歌詞だったんですけど、二番は割とおめでたい歌詞なんですよ。
もしかしてご存じ無い方もおられるかもしれないので引用します。
とどろく雲は 怒涛の海に ガンバと仲間をころがした
これがほら 始まりだ 何がある 何かある
仲間の胸は高鳴った 光はそこに
カモメはうたう 歓喜のうたを 舵先に朝日は輝く
そして夕陽は おまえと仲間の 勝利を祝う
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