2006年4月 9日 (日)

かしまし ~ガール・ミーツ・ガール~第十二話 「やがて恋がはじまる」

テレビ大阪 2006/03/30(Thu) 02:05-02:35(JST)

はずむ 「ぼくは、心のどこかで、女の子同士だからって甘く考えてたのかも。そのせいで二人を…」

この台詞に、この作品のひとつのコンセプトが現れてますね…。
考えてみればこの作品は、極めてオーソドックスな、陳腐とすら言える三角関係物でした。
主人公が女の子になって女の子同士の三角関係とか、そういう突飛な設定は実はフェイクに過ぎなかったのかも知れない。

じゃあ、この設定が活かされていなかったかというとそうとも思わないんですよ。最初から「これは普通の三角関係物ですよ」と言ってしまうと、もう終りが見えてしまいます。だから「女の子なら大丈夫かも」「友達としてならやり直せるかも」という期待をちらつかせて、そして叩き落とす(苦笑)。
私もはずむややす菜と同じく淡い期待を抱いて裏切られたクチですから、なかなかにサスペンスを楽しませて頂きました。

ちょっとタイミングを逸したというか、放送から一週間以上経ってしまったので、あまり細かいストーリーとか追っかけての感想は省略します。

なんというか、往年の名作『魔法の妖精ペルシャ』の最終回を思い出したのは私だけでしょうか。
寂しさという感情を心にしまって、最後は一緒に、楽しく一日を過ごそう…。でも最後の最後で感情が溢れてしまって…。

いや、本当にとまりはスタッフに愛されているなぁと思いましたよ、最後にあれだけ盛り上げてもらえて。
その分やす菜の描き方に関しては、つくづくやす菜はスタッフに愛されていないなと思う次第です。素人目にもブラウン管を通して格差を感じてしまったのはどうかと。

しかしまあ、最後にやす菜の前にはずむが現れるシーンは結構好きです。
灰色の世界の中から人影が現れてそれがはずむの姿になり、世界が現れる…ってのはベタですけどまあ、そのくらいハッタリの利いた演出でないと、本当にとまりとのシーンに 完全に食われてしまいますから。

そう、やす菜にとって、はずむははずむそのものというだけの存在ではない。彼を通して他の人々とも少しは関われる、「世界への窓」としての役割を果たしているんですよね。
て、はずむと出会う前のやす菜が描かれていましたね。

つまり、はずむに世界そのものを期待している訳で、私としてはそれに関してふたつ気がかりが有ったりします。
ひとつは、その重圧にはずむがどこまで耐えられるかという事。はずむにも支えてくれる人が必要になるかもしれない。もしかしたらはずむはまた、それをとまりに求めるかも知れない。以前指摘した「依存の一方通行」の問題があるんですよね。

もう一つは、いつかやす菜が一人立ちする日がくるかもしれないと言う事。つまりはやす菜にとってはずむが「要らない人」になるかもしれない。そう、エンディング後のラストシーン。あの「はずむくん、あのね」です。
あのシーンは、DVDのみ収録予定の13話への引きだそうですが、私の予想としては…
「はずむくん、あのね、私、他に好きな人が出来たの」
「とまりちゃん、あのね、ぼく、やす菜ちゃんにふられちゃった」
じゃないかと思うんですが、いかがでございましょう。

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2006年3月29日 (水)

かしまし ~ガール・ミーツ・ガール~ 第十一話 「やす菜の瞳から消えたもの」

テレビ大阪 2006/03/23(Thu) 02:35-03:05(JST)

深夜の駅で、はずむととまりのキスを目撃してしまったやす菜。
怒り心頭でとまりを平手打ち、そんなやす菜には、もうひとつの想いがあった…。

やす菜に女の子の友達も居ないというのは、かなり早い時点で想像がついていました。そんな彼女に、(恋敵という奇妙な形ではあるが)関わってきたとまりは、やはりやす菜にとっては手放したくない存在だったのかもしれません。

「もう少しで良い、今のままで…」という想いは、はずむだけでなくやす菜も同じだったとは。

そう、そもそもの誤解は、はずむが女になった事だと思うんですよ。
はずむは、自分は女の子になったから、一度振られたやす菜とも、友達としてならやり直せる、と思ったんですよね。
で、やす菜も同じ。女の子になったからもうはずむが消えないだろう。そして女の子の三人なら、うまくいけるかもしれない…と淡い期待を抱いていたと。

でも結局、三角関係の現実なんて、男の子が女の子になったくらいでは、そう簡単には変わらなかった。
やす菜は結局はずむに対して「友達」以上の想いを抱いてしまうし、とまりはとまりではずむへの恋愛感情を捨てきれなかった。
そしてやす菜の瞳から、全ての人間が消えて行ってしまう…。

病院に担ぎ込まれるやす菜。この病気、一応両親も知っていて、病院には通わせていたんですね。でも、結局現代の医学では治療の手だても無く。

全ては、はずむの曖昧な態度が招いたこと。
「舞台には上がらない」と心に誓っていたあゆきですが(その割にいつもお節介をしている)、間引きをしなかった苗は共倒れになってしまうと言って、はずむに決断を促します(ああ、またいつものお節介)。
なんだか既視感があるなと思ったら、『双恋』(オルタナティブじゃない方)でも、最終回に似たような台詞があったんですよね~。
でも今回は『双恋』の時のほどには唐突な印象を受けませんでした。やはり、『見ているだけが…』であゆきの人となりを描いておいたのが効いてますね。

宇宙仁は、「成果が上がらなかったから」と言って地球からの撤退を告げます。
彼の母星では、やす菜と同じ症状を示す人間が多いのだという。それは、他人への関心を失ったために、その識別が不可能になってしまうからだと。
そこでやす菜がもし他人への関心(例えば恋愛感情のような)を持てば、症状は改善するかもしれない。そのデータを、母星に人々の為に役立てられないか…という思惑だったのですが、結局彼女の恋愛は破綻し、症状は悪化してしまった。もはやこの星に、故郷の人々を救う希望は見いだせないと判断されてしまったんですね。

なんと、宇宙仁が観察していたのは、実ははずむではなくてやす菜だったとは。
なるほど、だから手際よく写生を見つけたりしていたんですね。その時点で見当はつけていた、と。
それを聞いてなにやら思う所有るようなはずむ。

はっ! 、という事は、もしやす菜が居なかったら、この人たちははずむを女の子の体にして「ハイさようなら」するつもりだったという事ですね。

そしてやす菜ととまりは、あの鹿縞山で和解します。いえ、本当は二人とも、はずむから手を引くつもりらしい、だからもう衝突する必要はない、という事らしいのですが…。

さあ、次回いよいよ最終回(もう今晩ですが)。この始末、どう付ける!

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2006年3月19日 (日)

かしまし ~ガール・ミーツ・ガール~ 第十話 「小さな嵐」

テレビ大阪 2006/03/16(Thu) 02:05-02:35(JST)

とまり「きっと、あたしら考えていること一緒なんだよ」
そう、同じものは、決して並び立つ事はない…。

取り敢えず、やす菜ととまりはあゆきに感謝すべきだと思いました。もしあゆきまで「舞台に上が」ったらもう凄いドロドロな関係になっていたかと。
とまりは自覚しているようですが、あゆきの様な はずむとの別の形でのつきあい方を選択できたら…なんて思ってしまいました。

色々な偶然があって、はずむとやす菜は二人っきりで水族館に行く事になります。
やす菜は抜け駆けしない事をとまりと約束。しかし水族館のおみやげを渡しに行った先で、とまりに二人で抱き合っていた所を見られてしまいます。
これも仕方のない事で、男性駅員に近寄られてパニックになったやす菜を宥める為だったのですが…。
焦ったとまりはその夜、ついにはずむとキスをしますが、今度はそれをやす菜に見られてしまいます。

さあ、「はずむを困らせない為に…」と結ばれたやす菜・とまり休戦協定は、たった一話で崩壊してしまいました。
偶然と誤解がいくつか重なった不幸な結果、本当は誰も悪くないのに…。やっぱり二人は並び立たない関係なんですね~。

これからシリアス展開に走るようで、ギャグ要員は徐々に撤退してますね。
明日太は「補習だから」とはずむにハバチョにされてますし、宇宙人コンビは中間報告の為に母船に戻るとの事、並子先生は…今回どうしてましたっけ(あまりに凄い展開だったんで記憶から抜け落ちてしまった)。

次回は、「小さな」どころか大嵐が吹き荒れそうですね。

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2006年3月13日 (月)

かしまし ~ガール・ミーツ・ガール~第九話 「この願いはかないますか」

テレビ大阪 2006/03/09(Thu) 02:05-02:35(JST)

並子先生と共に鳥居にすがって妄想の明日太。ああ、もう完全に突き抜けてますね。ありがとう明日太。さようなら明日太。君の事は忘れない(汗々)。

さてさて、はずむはある朝、夢を見ます。それは、ずっと忘れていた 小さな頃の夏祭…。
しかしはずむって、ここまで優柔不断でしたっけ。「いつか、やす菜かとまり、どちらかを選ばないと」と思い悩み始めているようですが。

しっかりしろはずむ、第六話で二股宣言の時の男らしさはどうした(笑)。
某天の道を行く人もこう言っているぞ、「おばあちゃんが言っていたよ『二兎を追う者は二兎とも捕れ』と。決して妥協するな」
……

あ、やっぱ はずむの性格じゃ無理だわ(苦笑)。

しかしやす菜ととまりの方は、
「嫌でしょ。私がはずむ君と一緒にいるの」
「それ言ったらお前だって嫌だろう?」
なんて言ってます。やっぱり現状ふたりとも無理してるんだなあ~。ふたりの我慢の限界がくる前に、はずむは決断を下すべきなのかな~。

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2006年3月 7日 (火)

かしまし ~ガール・ミーツ・ガール~ 第八話 「見ているだけが…」

テレビ大阪 2006/03/02(Thu) 02:05-02:35(JST)
「小さい頃から蝶を見てるのが好きだったの。でも、自分があんな風になりたいとか、空を飛びたいとか、思った事は無かった。見てるだけで幸せなの…」

あゆきのこの言葉を聞いてみると、なんか「舞台に上がらない」というのもありかなという気がしてきました。

しかし今までの行動を見る限りでは、彼女が今居るのは「観客席」と言うより「舞台裏」なのでは? やす菜が鋭く見抜いたように(とまりほど鈍感ではないとはあゆきの談)あまりにも舞台に関わりすぎている気がします。
舞台に未練が有るのかも…という気が、私はしますね。

今回はあゆきのお話かと思ったら、ほとんど肝試しのお話でしたね。いや、ストーリーに殆ど関わらない事こそが、彼女の覚悟のほどを示していたのかもしれません。

そして「舞台」の上のやす菜ととまり。ひとまず和解という感じですが、さて、このまま丸く収まりますか。

そして明日太。先週の一件以来すっかりアク抜けしたと言うか、はずむ父と同類になってしまいましたね。シリアスに悩むのは先週で終わってしまったと言うことですか。
まあ、ギャグ要員としての立ち位置が固まったとも言える訳で、これからもぜひ我々の代表として、妄想に浸って頂きたいです。

はずむ父曰うところの泣き叫んで駄々をこねる娘のかわいさ。とまりの服を引っ張ったりうしろでぺとる所とかのかわいさよ。
うむ、こういう所を見ると はずむは女になって良かったと思う。男の体で生まれてきたものの、心はむしろ女として生きる方が、彼には自然のような気がしてきました。

あと、宇宙人さんの「見えない所で本格派」とかジャン・プゥの猫娘のコスプレとかも、個人的には気に入ってます(世間的には評判悪いようですが)。

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2006年2月26日 (日)

かしまし ~ガール・ミーツ・ガール~ 第七話 「みんなで海へ」

テレビ大阪 2006/02/23(Thu) 02:05-02:35(JST)

あゆき「こっちの決着は、早く着きそうね」
ありがとう明日太、君の事は忘れない(笑)。という訳で、今回は明日太が主人公でした。っていうか私はそう認定します。

やす菜の提案で、はずむは明日太、あゆき、そしてとまりを海水浴に誘います。後のやす菜の台詞によると、はずむの事をよく知らないから、はずむをよく知る人とも仲良くなりたいと考えていた様です。
その面子の中にとまりを入れた事に、含みが有るのか無いのか判りませんが(苦笑)。この人の場合、天然でそうなのか意識してやってるのか、まだ底知れない部分があります。それだけに興味深いキャラクターですね。

やす菜といえば、カレーの激辛を甘口と言う味覚の持ち主の様ですね(苦笑)。まあ、はずむに出会う前は部屋にこもってジャンクフードを齧るような生活をしていたそうですから、味覚障害の一つや二つ起こしていても不思議じゃありませんが。

さてさて、考えてみれば今回のお話、あり得たかもしれないもう一つの『かしまし』なんですよね。親友の男性が、ある日突然飛び切りの美少女になってしまう。それにときめくも、そんな自分に疑問を抱いてしまう…。
うむ、性転換ものとしては極めて正当な展開だ。可能性としてはこのお話、明日太が主人公になるという事も充分にあり得た訳ですよ。

ああ、しかしわずか一クールのアニメではそこまで描けない。というわけで、今回のお話はその可能性を示すと同時に可能性を「潰した」お話でもあり、正直な感想として切ないものがありました。
それにこのお話、『マリみて』にインスバイヤされた=百合志向の作品なのだそうで、原作者さんも 最初から明日太のはずむへの恋心には深入りしないつもりだったのかもしれません。

はずむの「明日太なら…」という言葉を誤解して告白しようとするも、「明日太はぼくの大切な…親友」という言葉に玉砕。
ああ、はずむは多分、本当に気づいてないわ。全く天然て罪ですね~。冒頭に触れたあゆきの台詞が痛いです。

さて、次回はあゆきが主人公になる様ですね。あくまでも傍観者の立場を貫こうとする彼女にどんな背景が有るのか。しかしグリフィスによると「戦場に観覧席など無い」のだそうで、その姿勢をずっと貫けるのかどうか。なかなかに期待できそうです。

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2006年2月19日 (日)

かしまし ~ガール・ミーツ・ガール~ 第六話 「お嫁さんとお婿さん」

テレビ大阪 2006/02/16(Thu) 02:05-02:35(JST)

あのキスシーンの後、さぞや凄惨な修羅場が…と期待していたのですが(おいおい)とまりはあっさり引き下がったばかりかそんな二人を認める様な事を。
第一話であゆきの言っていた「諦めがつくから?」という台詞が、ここで生きてきますね。もともととまりははずむに対して恋愛感情を抱いていた。「いつかお婿さんに…」なんて子供の頃の他愛ない約束をいまだに覚えているくらい。
でも、幼なじみという関係を壊したくないという感情も持っていて、それ故葛藤している。カラオケでごまかして自分のもう一つの心を押さえつけようとしても、それは今更止められない…。

個人的には、諦めたつもりでも心の奥では諦めが付かず、やす菜が記憶を失っていって しまいに桜の花びらを吐く、なんて展開を希望してます(無理です、っていうか中の人ネタ禁止!)。

さて、家族が留守の間にはずむを自宅に引っ張り込んだやす菜(というとエロエロな展開を期待してしまいますが、惜しいかなテレ東キー局)、いつになくはしゃいでいます。はずむも、やす菜の怒った所やふざけている所、 慌てた所を初めて見たと驚きます。
彼女もはずむの前では人間らしい感情を出せるのだなと思いました。それが「はずむの効用」なんですね。

でもキスを迫られた瞬間、はずむはかつてとまりと約束した事、「いつかお婿さんに…」を思い出してしまいます。
(もしかしてやす菜がはずむを必要としているのとは違う意味かもしれないけど)はずむはもちろん、やす菜が自分を必要としている事を痛感している。でも、そんな自分がとまりを必要としているという事にも気づいてしまう。
そして思わず、キスを迫るやす菜をはねのけて飛び出してしまいます。そしてその夜、あの約束をした河原にたどり着きます。とまりも、そこにいました…。
はずむは、自分の正直な気持ちを告白し、とまりもついにじぶんの想いを直視します…。

なんというか、三角関係ものの王道を行く展開ですな。二人のヒロインを交互に描いて、どちらかの描写に偏らないバランス感覚はさすがというか。ネット上の感想なんかを読みますと、「自分はやす菜派だ」とか「とまり派だ」とか言ってる人が結構いますけど、私は毎回やす菜に傾いたりとまりに傾いたりして、未だに安定していません(苦笑)。
もちろん、現状に問題なしとも思ってません。なんというか、以前やす菜の事を「依存」と言いましたけど、はずむもそれに近いんですよね~。彼はとまりにずいぶんともたれかかってる。やす菜→はずむ→とまりの「一方通行の依存関係」は、とまりに一番負荷がかかってくるんですよね。今後、彼女にとって辛い展開になるんじゃないかと心配しています。

そうそう,ギャグ関連では今回、はずむの父ですね。はずむ母が留守の隙に…と思ったら、思わぬ伏兵ジャン・プウが出現、父をぶっ飛ばします。いや~惜しかったですね。ま、私としては今回はずむのおけつが見られただけで満足ですが。椅子に腰掛けたおしりを後ろから見た時のきれいなWラインて萌えませんか?私だけですかそうですか。

さて、来週は明日夢…じゃない明日太が主役になる様で、ギャグ要員脱出なるか楽しみです。

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2006年2月10日 (金)

かしまし ~ガール・ミーツ・ガール~ 第五話「やす菜の目に映るもの」

テレビ大阪 2006/02/09(Thu) 02:05-02:35(JST)

おお、第一話冒頭のキスシーンはここに繋がってくるんですね。物語も、いよいよひとつの節目を迎えたようです。

宇宙仁さんはやす菜から告白された事を知っていた、つまり、はずむを始終観察しているみたいですね。
地球では同性間の恋愛に制限があるのかと訊いていましたが、どうもこれは結構この物語の核心に迫る発言のようです。
さらに、やす菜が男性を認知できない事にも気づいたようで、いや、なかなか真面目に地球人の研究をしているようですね。ちょっと見直しました(笑)。

で、ついにやす菜は自分の秘密をはずむに明かします。それは、両親にもまだ明かしていない自分の認知障害の事。
物心ついてすぐ父親の顔がわからなくなった…と言う事は、生まれついてのものではないようですね。何か事故か病気でそうなったのか、心因性のものなのか。
言い換えると、認知能力を失う恐怖を知っている訳で、それだけ思い詰めているんでしょうね。
どうも、はずむですら顔は判らなかったようで、それだけに彼が女になったのは、ある意味嬉しかったんでしょうね。

一度ふった相手にまた手を出すのは虫が良すぎると弾劾するとまり。大切なものを手放す過ちは繰り返さないと誓うやす菜。
うむむむ、両者の言い分とも、もっともと思うだけに辛いです。

そしてはずむは、やす菜の想いを受け止めようと決心する訳ですが、しかし彼には、やす菜の重い宿命をともに背負いきれるのでしょうか。

さあ、どんどん修羅場モードに雪崩込んでいく『かしまし』。一クール予定との事で、さて、後半はどんな鬱展開になるのやら…。

まあ、そのためのギャグ要員(はずむの両親に宇宙人コンビ、並子先生)なんでしょうね。パック@ベルセルク風に言うなら「俺たちがいなかったら真っ黒よ、この話」ってところですか。

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2006年2月 4日 (土)

かしまし ~ガール・ミーツ・ガール~ 第四話「少女三角形」

テレビ大阪 2006/02/02(Thu) 02:05-02:35(JST)

やす菜の付き合いの悪さは前から言われていた事ですが、今回またしてもフルートの腕を買われての申し出をうやむやにして、はずむの所に行ってしまったのは、私としてはかなりの悪印象でした。
なんというか、はずむを必要としているというより「依存症」に近いなと思う訳でして、後々はずむの重圧になったりしないかと心配しています。いよいよ次回はやす菜の秘密が明かされるようですし…。

冒頭、ひとつの苺を半分ずつ食べるやす菜とはずむ。やす菜積極的過ぎますね、っていうかエロ過ぎますね。
はずむが女の子になったから遠慮なく…と言ったところでしょうが、実はその心の奥底に、『友達』以上の想いが隠されている。
この時点で、やす菜はそんな自分の隠された想いに気づいていたのでしょうか。

さらにはずむとペアルックでデート(!) なんというかやす菜さん、暴走しまくりです。さらにさらに、カラオケボックスに入ってはずむといかがわしい行為(苦笑)に及ぶやす菜さん。
もう どこのエロゲーかと思ってしまいましたよ~。きっと、カラオケボックス黎明期にこういう事が多発したから、当時散々PTAから叩かれたんでしょうな。

あと、やす菜はカラオケボックスに入った事が無かったそうで、この辺も彼女の付き合いの悪さが現れてますね。

あゆきは「選択肢は二つしかない。舞台に上るのか…降りるのか」等ととまりをけしかけるような事を言ってしまいます。この人、はずむが告白した時には「よく考えろ」なんて慎重論を言ったくせにと思ったのですけど、やはりこの人、とまりのはずむに対する恋を応援したいと思っているんでしょうね。

グリフィス@ベルセルクが「戦場に観客席など無い」なんて言いましたとおり、すでにとまりには舞台を降りる事は出来ません。もしそれを見越した上でけしかけるような事を言ったなら、あゆきもかなりのワルですね。

とまりが(屋上の花壇がよく見える)音楽室から声を上げて二人を止めた。さあ皆さん、いよいよ今週の「その時」ですnar:松平定知。

「ごめんなさい」というやす菜。「はずむをふったんだろ」と問い詰めるとまり。ついに修羅場モードに突入です。さて、次回以降どうなってしまうんでしょうか。

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2006年1月27日 (金)

かしまし ~ガール・ミーツ・ガール~ 第三話「はずむの心、やす菜の心」

テレビ大阪 2006/01/26(Thur) 02:05-02:35(JST)

「大いなる舞台は学園、か…」(宇宙仁)
今回は、本作のメインヒロイン(だと思う)神泉やす菜がメインの物語。

学校にて、はずむはクラスメイトの女の子たちに前回ラストでのとまりの漢ぶり(笑)を話します。
こういう場合は「おっとこまえ」と言えば許してもらう余地があるかも…。
しかしまあ、とまりって「女にもてるタイプの女」なんですね~。しかしここで出てきたラブレターをもらったというお話が伏線になっているとは…。

さてさて、やす菜ははずむと出会う以前はひとりぼっちだった…との事ですが、まだ何があったのかは不明ですね。っていうか描かれるのだろうか?
公式サイトの解説よると相貌失認を患っているという設定らしいですが(他の人物に砂嵐がかかって見えるとかはそれを表現してるんでしょう)、テレビアニメではこういうの、規制が厳しいみたいですからね…。

はずむをふってからさすがに合わせる顔がなくて(その上にはずむが「ああいう事」になったりで)避けていたやす菜ですが、自分にとってやはり必要な存在だったと痛感します。
一方はずむの方も、ラブレターの一件に関してのとまりのアドバイスを受けて思い直します。やす菜ともう一度、友達としてやり直そうと。かくて二人は再スタートを切る事に…。

で、今回は宇宙人さんたちがはずむの家の居候になるお話でもありました。
宇宙仁(凄い名前ですな)は、ジャン・プウの顔ははずむをモデルにしたから「似てるだろう?」なんて言ってましたが、いえ、髪形が違うから別人に見えます(苦笑)。
そんなふたりをあっさり受け入れる両親、「こういうひとたち」なのだそうで、あんたら日向家の人々ですか!と言っておきましょう。

今のところこの人たち、アンチバリア?で 大佛家以外の人間には見えないようになっているようですが、並子には微かにわかるようですね。恐るべし彼氏居ない歴35年の執念(笑)。
あと「並子先生がまた落ちた」という生徒の言葉になぜか「天膳殿がまた死んでおるぞ!」を思い出してしまった私。この人いつもこうなんですか?しかもいつも落ちていて無事なあたり実はものすごく丈夫な人なのかも。

さて、次回はいよいよはずむ、やす菜、とまりが三角関係に突入するようで、さてどんな修羅場になるのやら。第一話冒頭のあのシーンにつながってくるのでしょうか?

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2006年1月23日 (月)

かしまし ~ガール・ミーツ・ガール~ 第二話 「彼女は彼女である事を自覚した」

テレビ大阪 2006/01/19(Thur) 02:05-02:35(JST)

さてさて、はずむが女性化してから一週間。さすがに全世界に公表されただけあって、その間に国会で(!)はずむの戸籍を女性に変える事が決定したり、はずむに女子の制服が支給されたりと、その他色々が全て「大佛はずむは女性」という事で固まってしまいました。

普通の性転換ものだと、主人公の性転換に関しては秘密とされるのですが、この点ちょっと新鮮に感じました。

さてさて、個人的にははずむの父親の「女の子と一緒に風呂に入るのが夢だった」みたいな事を言っていたのが興味深かったです。
以前魔夜峰央先生の『親バカ日誌』で、魔夜峰央先生が「娘と一緒に入浴できなくなった時の悲しみ」というのを切々と訴えておられたので。男親ってのは、そんなに娘と一緒に入浴するのがお好きなんでしょうか?

さてさて、はずむ自身も女として生きる覚悟を決めたらしいと認めたとまりは女の子特訓を開始します。
いや、これがなかなか面白かった。やっぱりはずむは女っぽいとはいっても男だったわけで、とまりは男勝りとはいっても女なわけで、なかなか男には気づけない「女の子のお約束」を語るとまりには感心致しました。

女の子法度書
一、ティッシュを携帯すべし
一、これくらいのポーチを買って持ち歩けるようにすべし
一、階段ではスカートを押さえるべし
一、トイレは当然女子用を使用すべし
一、ジュース飲むときは脇をしめるべし
一、階段は飛ぶべからず
一、股を開くべからず
…(そのほか色々ありましたけど省略)
右の条々相背き候者、とまりの檄ツッコミ入るべく候なり

しかしスカートぱたぱたとかは『かみちゅ!』のOPでもやっていたような…。
あと、微に入り細に入ってのブラジャーの着け方解説には感心しましたよ、もうどこの性教育アニメかと思ってしまった。しかしこのシーンを実現する為に、我々の知らぬ場所でテレ東規制との熱き戦いがあったに違いない。だが人よ名を問う勿れ(笑)。

ここではずむが完全に女性の体になってしまった事を再確認したとまり。
自分の知っていたはずむはもういない、と思ってか、とまりはそのまま逃げ出してしまいます。

ところで、性転換が公表される…という事は当然世間の好奇の目にも晒されるわけでして、マスコミに追われる身になってしまったはずむ。
ついに記者たちに取り囲まれてしまいます。そんなはずむを身を挺して庇ったのはとまりでした。

「はずむは私が護る」それは、とまりが幼少のみぎりに誓った事でした。
とまりははずむの変わった部分と変わらない部分とに思いを馳せ、誓いを新たにします。

今回やす菜ははずむ達を避けている様子で、あまり活躍しませんでしたが、さて次回はどうなる事か…。

あと、「オネニーサマ」って、MAZEかよ。並子先生に続きこのネタとは、『かしまし』はあかほり作品の集大成になるのか?、CLAMP作品に於ける『ツバサ』なのか?
取り敢えず私としては、次に出るのはアンドロイド三姉妹か駄洒落好きのマシンガン男を希望。

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2006年1月22日 (日)

かしまし ~ガール・ミーツ・ガール~ 第一話 「少年はその日変わった」

テレビ大阪 2006/01/12(Thur) 02:05-02:35(JST)

こやつも視聴継続を決定したので感想上げときます。というか、かなり面白くなりそうですね~。
性転換ものというと、私なんかは「ヒロインくん」なんかを思い出す世代なんで(年がばれる)、ちょっとHなコメディ路線を期待していました。
しかしふたを開けてみると、むしろ(最近で言うと『ラムネ』のような)こっぱずかしい恋愛ものに近い路線のような気がします。

さてさて、第一話は、冒頭でいきなり美少女ふたりのキス、そしてその二人の友達らしき少女がそれを目撃という、まさに衝撃的な幕開けでした。ここで物語は過去に遡ります。
こういう、物語の核心的シーンを最初に描いてから、過去に戻ってそこに至る経緯を示す…というのは、わりとよくある手法ですね。『剣風伝奇ベルセルク』とか実写だと『新選組!』とか。
まあ、この手法は、物語が本筋に入るまでの説明話の退屈さをごまかすために多用されるものですが、この場合は許します。私、しっかり掴まれてしまいましたから。

勇気を振り絞ってやす菜に想いを打ち明けたはずむですがあっさり振られてしまいます。
傷心を癒す為にやってきた鹿縞山、そこはやす菜と出会った思い出の場所だったのですが、そこで彼は偶然異星人の宇宙船の墜落に巻き込まれます。多分、ありゃ体が粉々に吹き飛んでますね。『ウルトラマン』ならここで異星人が自分の命を差し出して助けてくれて、ついでにスーパーヒーローになれる所ですが、この不幸主人公にはそんな特典はない。
体を再生してもらったまでは良かったのですが、何の手違いか女性の体に…。しかもそれを(宇宙での法的な取り決めとは言え)全世界に公表されてしまいます。

しかし、はずむが女の体になったと知った時のやす菜ととまりの表情の違いはいったい…。やす菜、微妙に喜んでるよ~。なに考えてるんだ。いやまあ、冒頭のシーンからある程度察しは着きますが。

えっと基本設定は…登場人物が多いのでここでまとめときます。見てるうちに忘れてしまいそうなので…。
主人公は大佛はずむ。花を愛する内気な美少年…らしいのですが、前髪で目を隠しているのでよくわからない。本屋ちゃん@魔法先生ネギま!を連想したのは私だけでしょうか?どうせなら女性化する前にちょっとでも目を出して欲しかったな~。大佛(おさらぎ)というのはやっぱり奈良の大仏とかからとったのかな。私は『鞍馬天狗』の大佛次郎を思い出してしまったんですが。

メインヒロインは神泉やす菜。個人的には大道寺知世を一晩水に漬けて戻したようなビジュアル的印象(苦笑)。なにか色々と複雑な設定を抱えているようですが、それは追々明かされる事になるでしょう。 。やす菜というのはゾロアスター教の教典ヤスナからだと思います。

もう一人のヒロイン、来栖とまり。男勝りの性格の少女でツインテールの元気娘、こういう役をやらせると田村ゆかりさんは巧いです。はずむの幼なじみ。ネーミングの由来はキリスト・マリアか?

黒髪の眼鏡っ娘、摩利あゆき。性格的には沈着冷静。はずむがやす菜に告白する前「もし振られた時に、その事実を受け入れられるか」と現実的な意見を述べたりもしています。

はずむたちの担任の先生、月並子。並子って名前は、やっぱり同じあかほり作品の『六門天外モンコレナイト』の極稀並子先生からとったと思われます。まあ、あちらの並子先生よりこちらの並子先生の方がグレードアップしてます(何が?)。教え子思いの熱血先生ですが、それが空回りしてしまうあたり、やっぱりギャグ要員なんだろうな~。

はずむの親友、曽呂明日太。この人なんか名前がゾロアスターだわ(笑)。とまりとも仲がいいが、彼女にはよく蹴られてます。『D.C. ~ダ・カーポ~』における杉並と眞子のような関係か。

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