西遊記 特別巻 「秘密の書」
新聞掲載時タイトル『春休み突入スペシャル!! 西遊記ウッキー祭り! 悟空も悟浄も八戒も三蔵も! みんなで一緒にGO! WEST!!』
「今夜…秘密の巻物に隠された仰天の真実が明らかに」
関西テレビ 2006/03/27(Mon) 21:00-22:24(JST)
あんまりにも長く観ていなかったもので、すっかり忘れていた…。
フジテレビって、こんな風にやたら期待(だけ)を持たせて視聴者をつなぎ止める放送局だったんだ。
え、とりあえず感想として、「映画化決定」って、一時間半も引っ張るネタかい?
もっとね~、いつ公開だとか、どんな内容だとか、そういう情報まで教えてくれる事を期待していたんですが。
さてさてお話は、八戒が息子の八恵に、かつて自分たちが辿った天竺への道のりを語るという形での総集編でした。その物語を書き記した巻物は全部で十一巻。
そう、今までの物語の話数です。そして未だ語られていない物語を記した、十二巻目の巻物が…。
なんというか、息子への自慢話という事で、八戒はずいぶん自分が活躍したように誇張して話していますね~。
それでふと思ったのですが、今まで放送されていた『西遊記』は、悟空が語った西遊記だったのかもしれません。悟空がやたらめったら活躍していましたからね。
あと、八恵がずいぶん大きくなっていますが何時なんでしょ。「成長が早い」みたいな話だったから、意外と二、三年程度かもしれませんが。
さてさて、映画化決定との事で、充分に構想を練って、丁寧な仕上がりの作品にして欲しいですね。なんというかこのドラマ、やっつけ仕事というか、いかにも荒い出来だったという印象が有るんですよね。
いろいろと細かい矛盾とかストーリー上の破綻とかありましたし、発想は良いのにそれが出来上がりに反映されていなかったり、コンセプトは間違ってないのにそれがきちんと描かれてなかったり。
もう少し丁寧に出来なかったんだろうかと思うんです。オーストラリアロケなんてどう考えても金の掛け方やスケジュールの配分を間違ってますし、それだったらもっと特撮に金をかけてちゃんとした映像を作って欲しかった。脚本を推敲する時間や手間をもっと掛けて欲しかった。
ドラマとしての基礎体力の部分に、もっと力を注いで欲しかった。
私の邪推かもしれませんが、『月9』というブランドイメージが、恵まれた製作環境を許すという良い方向に働いてなかった。むしろ、各方面からの無理な注文などの悪い方向で働いていたように思うんですよ~。
まあ、それが今のテレビドラマというものの置かれている立場なのかもしれません。人気がないと直ちに打ち切られるし、人気が出たら出たでいいように弄られるし。
と、最後は愚痴になってしまいましたが、ともあれ、もし第二シリーズがあるなら、もっともっと出来の良いものにして欲しい。それが私の願いです。
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