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2007年11月27日 (火)

そういえば昨日は…

『復活 まるぶつWAIWAIカーニバル』公開生放送から一周年だったんですね。

あの会場となったプラッツ近鉄も、とうとう取り壊しが始まったそうで、寂しい事です。90年近くの歴史ある建物だっただけに残念です。まあ、ビックカメラは東京資本の会社だから、京都の歴史ある建物の価値なんてわからなかったんでしょうね…。

…ただ、やはり耐震の問題とか老朽化とかも あるでしょうから仕方ない面もあったかもしれません。いつか誰かが取り壊さなくてはいけなかったのだとしたら、最後に誰かがババを引かないといけなかったのなら、少しでも心の痛みを感じずにすむ東京の人にその役を任せるのも、一つの方法だったのかもしれない。

私はあれから、すっかり京都駅の北側から足が遠のいてしまいました。囲いで覆われ取り壊されていくプラッツ、あるいは丸物の建物を見るのが怖くてね。
そしてこれからも、そう頻繁に訪れる事は無いでしょう。

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2007年11月 6日 (火)

こどものじかん 3時間目 「すくすくそだて」

「中学年の担任が歩む道、それは茨道、いや、獣道か…」
獣道というと忍びでも通る様な気がするのは私だけでしょうか(苦笑)。
KBS京都 2007/10/26(Fri) 01:30-02:00(JST)

如何に最近の子供の成長が早いからといって、さすがに美々の様に小3でブラジャーが必要になってくるというのはまだまだ少数派のようで。つまりは、周囲のケア態勢が整っていないんですね~。今回はそんな、「規格外の身体」に悩む美々のお話し。

身体の成長の速さに対して心の方が追いつかず…、というとありがちな話ですが、本当にドツボに嵌まってしまうと、もう周りに対してちゃんと助けを求める事も出来なくなってしまうんですよね。「胸がアイデンティティ」な宝院先生も、なんだか的外れな事しか言えてなかったし、青木先生もまるっきり対応が後手に回っていたし。

美々って、未成熟な身体に不釣合な(しかもえらい偏った)性的知識を豊富に持つりんや黒とは正に好対照なんですよね…。まあ、結局、美々を救ったのはこの二人でした。身体にあっていなかった美々のブラをリサイクルショップ(使用済下着専用)に転売して資金を回収、ちゃんとサイズを測って、身体にあったブラを買うのでした…。いや、これはこれでなかなかに危なっかしいというか、見ていて冷や冷やしました(苦笑)。

まあ、割れ鍋に綴じ蓋というか(違)、世の中アンバランスとアンバランスの組み合わせで全体としてバランスが取れているものですし、今回は結果オーライという事で。

だから人間、大いに他人を頼るべきだと思うのですよ…。自分の必要なものを他人が持っているかもしれないし、そして他人の必要なものを自分が持っているかもしれないんです。助け合いましょうよ…。

そうそう、今回はまた 黒が面白かった(失礼)。リンカーンの伝記を見ても
「りんちゃん、りんちゃんの、りんちゃんによる、りんちゃんのための…」
リンボーダンスを見ては(なんでこのタイミングでテレビに映るのかは聞かないように)
「リンボーダンス、りんちゃん、りんちゃん、…」

なんという崇徳院(失笑)!
そんな彼女の想いが報われる日は来るのだろうか…。こなさそうだなあ。

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2007年11月 5日 (月)

こどものじかん 2時間目 「にこにこのごほうび」

「あははは、そりゃあ、ともだちのすきとはちがうも~ん」
皆さ~ん! 小学三年生の鬼がここにいますよ~!!
KBS京都 2007/10/19(Fri) 01:30-02:00(JST)

「黒ちゃんも、報われないねぇ」とは美々の台詞。りんは黒の想いに気付いて躱しているのか、素で気付いていないのか、まだ何とも言えませんが、同性への想いという「規格外の恋」は、黒にとっては茨の道でもあります。
そんな話はともかく。

やっぱり新任でいきなり一クラスの担任は厳しい。自分だってついこの間まで学生だった青木には、教師としてクラスをまとめるのは大変です。

そんな彼をさりげなく助けるりん。なんというか、りんの方がしっかりしてますね(苦笑)。すっかり青木を信頼して、彼の為にがんばる姿が微笑ましい。大人と子供の相互不信を乗り越える、一筋の光を見た思いです。

でもそれは、黒にとっては、りんの心を「取られる」事でもある訳で。青木への嫉妬とりんの想いを尊重したい想いとの板挟み…。個人的には今後、これに関するエピソードも期待したいです。

「先生の為にがんばった」。だからご褒美を…というわけで、また何やら怪しげなおねだりしてますね~。
まあ、結局は「だっこしてもらってひと回り歩いてもらう」事に落ち着いたようで。そんな可愛い所もまた、紛れもなくりんの真実の一面であります。

で、今回の名シーンの白眉とも言えるのがこの時のりんと青木のやりとり。

「前の担任を辞職に追い込んでも?」
「確かに、やった事は悪い事だ。でもお前は、いい子だ…!」

かつて自分した事が(いかにやむを得ない事情とは言え)、大人の不信を買う事だという負い目。それを敢えて、矛盾のまま丸ごと受け取めようという青木は、本当にかっこよかったよ…。

で、今回のエピソード、いい話のままでは終わりません。
りんの自宅にて。「『好き』って言われた事」を嬉しそうに家族らしき男性に話すりん。そしてそれに一瞬怪訝な表情を浮かべる男性…。なにやら波瀾の予感です。

公式サイトによると、この人物はレイジという名前で、今は亡きりんの母の従弟にして、りんの現在唯一の家族。
声優の杉田智和さんによると「純粋にりんの事を大事に思っています。純粋だからこそ、同時に恐ろしい一面も持ち合わせている」との事。ただの「保護者」では終わらないようで、今後の活躍が大いに期待できそうですね。

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2007年11月 4日 (日)

こどものじかん 1時間目 「なかよしのいっぽ」

「こども」とは、矛盾の混在と見つけたり
KBS京都 2007/10/12(Fri) 01:30-02:00(JST)

なんというか、各放送局でのネット(放送前)打ち切りやら何やらにまつわる世間での喧騒も一段落ついたようで。マイペースで感想始めるには良い頃かなという事で、もう4話まで放送済みですが、第1話の事をつらつらと…。

このお話しを見ての私の感想は、何より「なんだか久々にロリータを見たなぁ」ですね。ただ幼いとか可愛いとかでなしに、未成熟な肢体と悪女の色香という本来両立しないはずのものを併せ持つキマイラ的存在、或いは男心を惑わす魔性の少女といった所ですか。

で、冒頭に掲げた言葉のお話しなんですが、この作品のタイトルにある「こども」ってのは、アンバランスさの事なんでしょう。
この作品での一例を挙げれば、りんの、かつて前担任を自認に追いやった残酷さと自分の為に青木が死にそうになった(と思った)事に対して慟哭する脆さは矛盾して見えますが、しかし、そういう矛盾は人間なら大人とか子供とかを問わず抱えているものなんですよね。

そしてそれを隠さない事こそが、まさにこどもである事。

それが、大人になるに連れて、醜い部分を隠したりはみ出した部分を切り揃えたりして、外見だけでも取り繕えるようになる。
まあ、もちろんその分内部には色々とドロドロしたものが渦巻いていて、ひょんな事でそれが表に出たりする。よく、世間で事件を起こした人物を周囲の人が評して「とてもそんな事をする人には見えなかった」とかインタビューで答えてますが、そういう人たちは人間に対する洞察が足りないね、と思ってしまいます。取り繕った外見だけがその人の全てと思うなんて、見方が浅いよね。

「取り繕った外見」をまだ纏っていない子供というのは、だから大人にとっては危険に思える存在だったりします。
この作品での、過激なやり方で青木を誘惑するりんもまた、そういう取り繕っていない矛盾した子供を、よりわかりやすくキャラ付けして表したものと私は解釈しています。

まあ、その過激さが一部放送局で問題視されて…という事なんですが。 どうもねえ、クレーム対策で時期的にギリギリになって基準を左右させる放送局ってのも定見ないなあと私は思うんですよ。以前、『七人のナナ』の時にも、キャラクターデザインの人が「よくギリギリになって放送局から作画にクレームがついて制作が大変だった」なんて愚痴ってらしたのを思い出しました。

  • 矛盾を抱え込んだ大人は、子供から見れば危険な部分を「隠し持っている」と見える。
  • 矛盾を隠さない子供は、大人から見れば「触れれば切れる危ない刃物」と見える。

そんな相互不信の構図がこの作品の背景にあると、私は見ました。りん達は、前担任とのこじれ切った関係を清算できないまま、期待と不信というこれまた矛盾した思いで青木を迎え、そして物語は始まった。

この構図を超え出る為に、青木は一段上の意味での「おとな」にならないといけない。それが物語の縦糸になるんだろうな…。

あと、個人的に残念だったのは、美々の出番はもう少し後にした方が良かったのではという事。りんと黒の根回しがあったとはいえ、不登校にまで陥っていた美々がいきなり青木と打ち解けてしまうのも急ぎ過ぎですね。
第一話ではまだ、りん達の「危険な面」のみを描いておいて、「実はそれには事情があった」という種明かしは第二話に回した方が、よりどんでん返しの醍醐味が味わえたはずなのですが…。

ともあれ、今後の展開なかなか楽しみです。

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